ソーシャルビジネス 20250128

LOVE!
人材育成の研修に参加していたときに本当に大事な一言だと思った話。
企業や団体が経験不足な若者に洗脳的な研修を行なっているのをよく耳にします。私も若い頃は世界観が狭く上からの命令は絶対で日本人気質にはもってこいの先行者有利の社会でした。今考えると馬鹿馬鹿しいかも知れませんがそれが常識で当たり前なのだから真面目な人間ほど気づかないうちにマインド設定され不器用で俗にいう無能なやる気のある量産型人間の出来上がりです。
ただ、これに対して苦しみながらも疑問を持ち、追求するタイプの人もいるのです。そのタイプはとにかく上手に従いながらも疑問つまり質問を持っていますが決して口にしません。なぜなら「諦め」ているからで根本的に諦め前提の時代を体感していたからだと思います。
そこを突破できる人間というのはごく一部でその規定はシンプルです。
「問題意識の深さ」です。
問題意識の深さ浅さは何を持って図るのかは規定できませんが結局は「深さ」が次のステップに繋がる原因だと思います。
問題意識の深さを持っている人間はジャンルによっては扱いにくい面もありますが、ハマると爆発的な能力を発揮します。
さらに言うなら逆に問題意識が深い人でも環境の居心地が良くなると中途半端な状態でポジションを得て信仰的な状態になるのを目の当たりにしました。本人がそれで幸せならいいのですが周囲を巻き込むようになるとちょっと厄介なのでそげな人にはお気をつけください!
少し話はそれましたが「問題意識の深い」あらゆるジャンルで挑戦している仲間との研修時、それぞれ深さはあるもののバラバラだった仲間が皆気付かされたことがありました。
社会貢献活動とか人を助けたいとか世の中をよくしたいとか私を認めてほしいとか自分の存在意義を知りたいとか人間関係をよくしたいとか誰かのためになりたいとか…話を聞いた講師が一言
「一生懸命にやっているのはわかるけど、社会とか言ってるけど今、目の前で苦しんでいる人がいるのに助けられなくて何ができるの?結局何がしたいの?」
まさに灯台下暗しというかなんか根本的な間違いに気付かされた経験です。
実際、この現場は殺伐としていて参加していた一人一人が本気で向き合っていた最中の一言に空気が変わった瞬間でした。
グローバルな社会になってなかなか人との関係作りが変わって来たとはいえ「本気で目の前の一瞬に出会う」事の大切さを学んだからこそ直接的な出会いとコミュニケーションが取れる撮影活動ばせなね!
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