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2025-01-26

ソーシャルビジネス

2025年バレンタインVR1

海外移住の為に勉強した日本語教師のスキルアップを目的に地元のボランティア日本語教室に通うようになりました。週4日、様々な団体に参加してましたがそこでの体験というか出会いはとても大きなものでした。

バブル崩壊後とはいえ、まだまだバリバリ昭和の労働スタイルが当たり前で東北の大震災前だったので社会貢献活動に参加する若者は少なかったし、若者で出世思考もなく結婚もしない男は酒の席でよく笑いのネタにされていました。当時、自分自身の考えていることややりたいことを人にうまく伝えるのが得意ではなかったのもあって喋れば喋るほど批判、否定を受けていたのを思い出します。特に稼ぎのない独身は!(笑

ただ、社会貢献活動に参加するはずっと会社人間だったら出会うことができない方達との出会いにつながって本当に今でも大きな経験になったと思います。

欧米では社会貢献活動に参加することは評価されることもありますが日本はその点かなり後進国なのは今でも感じてます。良くも悪くもありますが現時点ではだいぶ悪質な面が目立ってきた気がします。俗にいう「日本の常識、世界の非常識」ってやつかなぁ~

何はともあれネットがあまり普及していない時代に私が社会貢献活動に参加した現場で出会った方は現役を引退された「貿易会社の社長、一流上場会社の幹部、大学教授、某メジャー新聞会社記者、某有名メディアアナウンサー、NPO代表等」普通に会社勤めだけしていたら出会うどころか話も出来ないような方々で若い自分を本当に応援してくれました。そして狭い世界で生きていては知れない、学べないことを楽しく経験させていただきました。

そして最後に本当に感謝していることをお伝えします。

社会貢献活動に参加している若い自分に期待と応援を送りながらも決して活動団体の代表は役職に就けたりや束縛、拘束を一切しませんでした。他の幹部からは役職推薦の声も上がり定例会は大揉めだったと聞きます。もちろん当時の自分は喜んで受けてたと思います。活動も楽しかったし、仲間も大好きでしたし何よりやりがいを凄く感じていたからです。

そのことも理解していた代表は決断し運営幹部に伝えたそうです。

「今の活動は私たちでも十分運営できています。もちろん組織や活動の活性化を図るには若い人たちが必要かと思いますが若者には未来を創る力があります。役職につけることでここだけの活動に留まってしまってはいけません。彼らにはいつでも自由に飛び出せるような組織環境であることが絶対です。」

当時は理解できませんでしたが、今となっては本当に感謝しております。

人権も尊厳もない会社組織が今ことごとく潰れ始めています。社会を良くしたい気持ちは誰にでもありますがそれを創るのは本当に難しく大変なことです。

自由に飛び出した若者は今、福岡で頑張っておりますバイ!

 

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